叱られている時に愛猫が耳をピタッと倒すのはどうして?
日頃から乗ってはダメとしつけているテーブルの上にいる愛猫を発見。
「こら、乗っちゃだめでしょ」と怒ったところ、
耳を伏せて頭にピタッとくっつけている。
飼い主ならこんな光景も記憶があるのでは?
その姿は人間が聞きたくない時に音をシャットダウンするように、
耳に手を当ててふさぐ姿に似ています。
この猫のしぐさはお叱りの言葉を聞きたくないからしているのでしょうか。
実は猫はこんな時は決して飼い主の言葉を拒否しようとしているのではありません。
猫が耳を伏せるという行為は防御態勢を取っている証拠です。
喧嘩や怖い時になどにも耳をぴったりと伏せています。
耳はとても繊細であるためにそれを防護するためと、頭を守ろうとするためです。言ってみれば本能的な行動です。
人間でも怖い事が起こるととっさに頭を手で覆い守ろうとしますよね。
つまりは猫にとっても怖がっていて内心では
「ちびりそー」いう気持ちでいるのです。
ですから飼い主がおこっている事はきちんと理解しています。