猫が耳をぴんと立てたまま固まっているのはどうして?
今までのんびりと眠っていた愛猫が、
突然むくっと起き上がり耳をピンッと立てたまま、
時間が止まっているかのように固まったまま動かない。
こんな愛猫の姿を見た事ありませんか?
これは何を意味しているのでしょう。
このようなしぐさをしている猫は何か気になる物音を
聞きつけて正体を探っているのです。
猫の耳は人間の耳よりもはるかに鋭いので、
人が聞き取れない音でもキャッチします。
ですから猫にしか聞き取れない音を聞きつけているのです。
飼い主には分からない音なのです。
このように顔を上げて耳をピンと立てている状態の愛猫は
「ん?なんだ?なんだ?」と
何かに興味津々な状態であると言えます。
この場合猫の耳は音のする方向へ向いて、
瞳孔が開いて髭は前方へ向いています。
猫の耳は左右20本ずつの筋肉からできているので、
音がする方向へ自由に向ける事ができるです。
そのため耳だけが物音が前方から聞こえたら前へ、
横なら横に、後方なら後方へいうようにクルクルと動くのです。
この時愛猫の耳が向いている方角を見てみると小鳥や猫など、
愛猫が興味を持ったものが分かるかもしれません。